植栽とは門まわりからアプローチ、そして庭などの住まい全体に植えられる多種多様な樹木や草花のことです。住まいの印象を美しく彩りながら外部からの視線をさえぎる働きも担っています。樹木の特性や四季の変化をよく知って植栽プランを考えましょう。
上手な植栽プランは目的をハッキリさせることから始まります。道行く人々の目を楽しませるステイタスグリーンとして考えるのか、家の中から眺めて楽しむのか。目的が決まったら四季の変化や樹木の特徴を考えて、先に植え込むものとプランター等で楽しむものを分けて考えるようにしましょう。
1.門まわりを楽しく演出する生垣
道行く人の目にも美しく季節の花を楽しんでもらう心のゆとりを持ちたいものです。(参考樹木:アベリア ベニカナメモチ ネズミモチなど)2.門まわりのシンボルツリー
その名の通り門まわりの主役となる落葉高木。木の高さは3〜4mが目安です。(参考樹木:コナラ アメリカハナミズキ シャラノキなど)3.街並みを彩る花木
葉色が美しく変化したり花が咲いたり、小鳥が好む実がなったりする木を選ぶことで四季の移り変わりが楽しめます。4.隣戸間のプライバシーを守る生垣
お隣の家との間の通路とはいえやはり何も目隠しがないと落ち着きません。スペースに余裕があれば葉の肉厚な生垣で仕切りたいものです。5.庭の主役となる花木
落葉の高中木を植えると花はもちろん、夏には爽やかな木陰を冬には暖かな日差しをプレゼントしてくれます。6.プライバシーを守る常緑中木
隣地からの覗き込みを防ぐ目隠し用の樹木。デッキスペースを安心してくつろげる空間にする為に必要です。目隠し生垣
目隠し中木